定年退職したら好きなことをして起業したいと考えている方は多いと思います。私もそうでしたから。

初心者が退職金を元手にして起業しようとするときに、500万とか1000万を注ぎ込むのは避けましょう。

利益が出ないままに撤退することが目に見えていますし、利益が出たとしても回収までに何年もかかるようでは疲れてしまいますから。

初心者が起業するときの鉄則

・元手をかけないこと
・在庫は持たないこと
・少しでいいから最初から収入があること
・利益率がいいこと

元手はかけたとしても、パソコンを買う程度の金額にしておきましょう。また、商品を売るにはノウハウが必要です。多くの在庫を抱えて販売するなんて、販売のノウハウがなければ非常に難しいです。

ツールとしてはインターネットを活用するのは必須です。インターネットは、自宅に居ながら世界中に向けて情報が発信できますから。

新聞店がつぶれない理由をご存じでしょうか。

新聞には必ずチラシが入っていますよね。このチラシを入れてもらうには、新聞店にお金を支払わなければなりません。実は新聞店の収入は、折込チラシによる広告収入が、新聞購読収入よりもはるかに多いのです。

ホットペッパーという割引券のついたフリーペーパー(広告収入を元に定期的に制作され、無料で特定の読者層に配布される印刷メディアのこと)が、バイトを雇ってでも無料で配布したり、コンビニに置いてもらって無料で配られているのも同じ理屈なのです。

キーワードは、「無料」、「広告」といったことになりますね。

やりたいことをするのではない

あと、大事なことは、自分が興味を持ってやってみたいことをするのではなく、世の中のユーザーが欲しがっている情報を提供することだと思います。

ジャンルはいろいろあります。旅行だったり、美容や脱毛だったり、格安なスマホだったり、動画配信だったり、老若男女を考慮すれば、それこそ世の中のあらゆることが情報源になりますね。

自分の好きなことは趣味の世界でやればいいので、世の中の人々が何を欲しているかを常にアンテナを立てて情報収集しましょう。

たとえば、書店に行ったとして、どのコーナーに人が多くいるかとか、食べ物屋さんなら、どのお店に人が多くいるかとか、旅行なら、人気がある観光スポットはどこかとか、きっと目の付け所がちがってきますよ。

キャッシュポイントを考える

キャッシュポイントとは、ユーザーがお金を払ってくれる仕組みです。たとえばAmazonやHuluなどの動画配信なら、「無料お試し」のボタンを押して会員登録してくれる仕組みがキャッシュポイントになります。

30日程度の無料お試し期間が終わると、自動的に有料会員に移行しますからお金が入ってきます。

キャッシュポイントがないと、どれだけ人が訪問してくれてもお金にはなりません。趣味の世界ならそれでもいいのですが、起業としては成り立っていきませんよね。

その情報源にキャッシュポイントがあるかどうかが重要な判断基準になりますね。