協会けんぽ任意継続と国民健康保険との比較

協会けんぽ 任意継続 健康保険・失業保険

いよいよ再雇用で勤めた全員女子の恵まれた職場も本当の定年を迎えました。

彼女たちは涙で見送ってくれ、記念の花束やメッセージカードをいただいて帰りました。こんないい職場はもう二度とないだろうなあと思いつつ。

その余韻も冷めないうちに、4月からの健康保険のことを考えました。以前から漠然と協会けんぽの任意継続をしようと考えていました。そこで、簡単に比較してみました。

自分65歳で今のところ無職。カミさん55歳でパート勤め。

協会けんぽの任意継続なら、給料から支払っている健康保険料を2倍した金額です。

給料天引額が約12,000円(月額)なので、任意継続だと約24,000円(月額)です。

カミさんは被扶養者として保険料は無料です。

年額で約29万円の支払いになります。

国民健康保険なら

ここに早見表があります。

これは千葉県松戸市の料金表です。

他都市でも大して変わらないので、おおよその料金として参考になります。

私の昨年の確定申告から総所得額を見ると約270万円でした。

国民健康保険料は約284,000円(年額)です。

月額で約24,000円。

ここまでは任意継続とほぼ同じです。

注意しなければならないのは次の点です。

★国民健康保険は扶養という概念がないので加入者全員が被保険者となります。つまり家族全員分の保険料が必要となります。保険料の計算は、その世帯の代表者である世帯主を納税義務者として課税されます。

国民健康保険料は、世帯ごとに計算し、世帯全員の分を世帯主に請求が来ます。概算で、自分とヨメが国民健康保険に加入すると、二人分で年間37万円ほどになりました。

※後日、ふたりとも国民健康保険に加入したときの保険料が、結果的に2人分で月額24,000円と、働いていた頃と変わりませんでした。

やっぱり任意継続にしよう。

2年間は継続できるし安いから。

勤めていた期間は会社が半分持ちだからとても安く済んだんですね。

そして65歳からは介護保険料が別にかかります。

前年度の所得がベースになるので私の場合は年間9万円前後。

月額で7,600円ほどがプラスされます。

トータルで月額32,000円ほどが健康保険料+介護保険料として必要だということです。

いやー高いもんですね!

年金生活者は本当に困りますね。

できることなら65歳からこそ勤めた方が良いんです。

健康保険料は半分会社持ちだし、給料と年金の合計月額が47万円までなら年金は全額支給されます。

厚生年金だって70歳まで加入できますから受け取る年金額も増えます。

月額47万円の生活なら現役時代とさほど変わらないですよね。

65歳になる方は、年金以外の収入を必ず持ちましょう。

 

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