2020年9月1日から始まるマイナポイントの最大5000円分還元の話題をお聞きになったことがあると思います。
ご自身が持っている決済サービスと紐づけすれば、買い物やチャージのたびに25%がポイント還元されて、最大2万円の買い物やチャージに対して、最大5,000円分のマイナポイントがもらえるものです。
25%の還元って、すごくないですか。
この紐づけが7月1日から受け付け開始されていて、先着順だというのだからちょっと急がないといけないかもしれません。
国の予算が2000億円だそうですから、ひとり5,000円として4000万人分の枠ですね。まあ十分あると言えますね。
このマイナポイントですが、いまいちよく理解できなかったので調べた結果をご紹介します。
ふだん使っている決済サービスというのは、キャッシュレス決済サービスのことで次のようなものが該当します。
1.ICOCA、WAON、R Edyなどの電子マネー44種類
2.出光、ジャックスなどのプリペイドカード23種類
3.PayPay、R Pay、メルペイ、LINE PayなどのQRコード16種類
4.楽天カード、JPバンクカード、三井住友カード、イオンカードなどのクレジットカード24種類
5.三井住友カード、三井住友銀行、ジャパンネット銀行、イオン銀行のデビットカード4種類
(これは2020年7月29日現在です)
これをマイナンバーカードに紐づけすると、買い物でキャッシュレス決済をしたり、電子マネーにチャージしたりするたびに、その25%ものポイントが付与されるそうです。
電子マネーならその残高にポイント加算され、クレジットカードならポイントが付与されるので、次にそのポイントを使って買い物をすることができるのです。
なぜこんな大盤振る舞いをするのかと言えば、マイナンバーカードをもっと普及させたいからということです。
なにせ、今現在マイナンバーカードの普及率は17%前後とのことで、本来は国民一人一人が持つカードなので、全然普及していないのですね。
それで、どうやってマイナンバーカードとキャッシュレス決済を紐づけるのかというと、ICカードのデータを読めるスマホなどから登録するのが一番簡単だそうです。
パソコンからはマイナンバーカードを読むカードリーダーを取り付けなければなりません。
自治体に行ってもだめで、窓口の近くにある端末機から登録しなければならないそうです。
Androidスマホなら、最近の機種ならほとんどICカードリーダーが内蔵されているはずですし、iPhoneならiPhone7以降ならICカードリーダー機能が内蔵されています。
ログインにどうしてもマイナンバーカードを読み込ませないといけないので、手作業だけではどうにもなりませんから、ここは注意しましょう。
最も注意しないといけないのは次の点です。
紐づけできるのは1つの決済サービスのみです。
一度決済サービスを選択して申し込んだら、申込の取消しや決済サービスの変更をすることはできません。
よく考えてから紐づけを登録しましょう。
登録手続きには、マイナンバーカードを作る時に自分が決めた4桁の暗証番号が必要です。これも事前に用意しておきましょう。
私は、一番よく使うWAONカードで紐づけ登録しようかと思っています。
ポイントがもらえる期間は、期間は2020年9月1日から2021年3月31日までの7カ月間です。
これが終わった後も次のイベントがあるかもしれません。
実際のやり方は、自分でやってみてまた次に書きます。