私、工場長は定年後の再雇用に付き、協会けんぽの健康保険に加入しているのですが、1年後には再雇用も終わって国民健康保険に切り替える予定でした。
ところが
こんな記事を見つけたのです。
「退職後の国民健康保険料は、ひと月7万円以上も払うのが一般的ですか?」
なんと!
月7万円とは
無職の夫婦二人で月77,000円の保険料だとか。
退職後にいきなり国保に入ると、保険料は高額になるケースは少なくないそうです。
国民健康保険料は今までの収入によって決まるのと、会社にいた間は会社が半額負担してくれていたのを、無職になると自分が全額負担になるからです。夫婦の場合は、二人分の保険料になります。
ひとつの対策としては、健康保険の任意継続だそうで、退職後も2年間に限り、それまで加入していた健康保険に引き続き加入できる制度です。
任意継続制度は知っていましたが、こんなメリットがあるとは!
会社負担分の保険料も自分で払わなければならなくなりますが、上限額が決められているため、いきなり国民健康保険に加入するより、保険料負担が抑えられるケースが多くなっているそうですね。
しかも協会けんぽは被扶養者の保険料は無料だそうで(公式サイトより)、自分の分だけでいいらしいです。自分の年収に応じた保険料を見てみると、月額22,000円ほどで済むようです。
たしかに国保に夫婦二人で入るよりずっと安い気がします。
見過ごすところでした!
2年経ってから国民健康保険に入ればいいんだ。
ただし、任意継続は退職後20日以内に手続きが必要なため、退職時に任意継続の意思表示を行って、手続きも取っておく必要がありますから、これから退職を迎える方はご注意ください。
定年退職予定者には、会社から健康保険の任意継続についての案内が来ているはずです。
オレは国保だから関係ないなんてスルーしないで情報を収集しましょう。無駄なものは来ていないのですよね。