とある年の4月から、第2の職場で施設長として働くことになったアラセブです。
施設長!!
ボイラーが止まったんですー!!
今日の給食がつくれません!!
と、朝着いたなり調理長めぐみ女史の悲痛な声が玄関から響いてきた。
ボイラーなんて動かしたことないから何のことかさっぱり分かりません。
めぐみ女史)
前にも壊れたことがあるんですよー。
シリンダーが割れたんです。
私)
それって、致命的じゃないの?(心で思う)
ボイラー室に入るって怖いんだよね。
大きなボイラーが3台もあってゴーとかすごい音がしているから。
ドアの外に立って逃げられるようにしてのぞいてみると、あろうことか3台のうち2台から水が漏れていて止まっている。床には大きな水たまりが。
うーん。
これじゃダメだ。
よく分からないが、ダメだっていうことは分かる。
まだ7時半だからボイラー会社に電話しても誰もいない。
困ったけれど待つしかない。
9時近くになってようやく電話が通じた~。
シリンダーが割れたから直してほしいと言うと
???シリンダーですか???
って感じで言われました。
10時ごろにボイラー屋さんが来てくれて、1台分だけ部品の在庫があったから直しますと言ってくれました。なんとか1台の修理で給食を作れそうでした。
ちなみに、割れたのは水面計のガラスでした。消耗品だそうです。
めぐみ女史に、シリンダーじゃなかったよと言ったら、「あらー」で終わりでした。