<画像はイメージです>
とある年の4月から、第2の職場で施設長として働くことになったアラセブです。
女子たちが給食を作り終えるのが11時30分。
そこから厨房の後片付けをして、午前中の仕事を上がるのが12時15分ごろです。
大きな和室の休憩室で、自分たちがつくった給食を食べて休憩です。
休憩室横の廊下を通るとき、とても賑やかな声が廊下にまであふれてきて、華やかな気持ちになります。
きっと、だれかが差し入れてきたクッキーなどを食べながらワイワイと話をしているんだろうなあと思います。
施設長はまだ、女子たちが休憩しているときにこの休憩室に入ったことがありません。
一度、入ってみたいものです。
普段は白衣を身にまとっている女子たちが、どんな格好でどんな話をしているのか気になります。いえ、決してよこしまな気持ちではなく純粋に興味です。
たまたま帰りが最後になったときに、全室の点検のためにこの休憩室にも入ったことがあります。
だれもいない女子休憩室。
去年の宴会の写真集が置いてあったりして。
と、突然廊下で「バタン」という大きな音が。
だれもいないはずなのに。
あわてて廊下に出てみるとだれもいない。。。
あの賑やかさがウソのよう。
また「バタン」という大きな音が会議室の方から聞こえた。
帰ろう。
だれもいない夕暮れの作業場はちょっと不気味。
女子でいっぱいのときがいいです。