今日は変電設備の工事で、みんなはお休みです。
施設長は留守番なんです。
電気が止まっているから暑いのなんの。
冬なら停電でもガスストーブがあるから平気だけど夏の停電は最悪です。
そこに調理長がケーキを差し入れてくれました。
「一人でおつかれさま～」って。
大きな目がにっこりしている。
う、うまい！！
施設長は甘いものが大好きです。
ケーキはうまいけどコーヒーがない。
電気がつかないから入れられないんです。
調理長と少しだけとりとめない話を楽しんで調理長は帰っていきました。
こんな嫁さんがいたらダンナは楽しいだろうなあと言うと
「ダンナは買い物にもついて来ようとするから気配を察知したら一人でさっさと出かけるんだ」
と言っていました。
まじめだけで面白みがないから一緒にいたくないんだそうです。
そうかあ、好きな相手でも一緒にいるとこうなっちゃうんだなー。
最初の気持ちを持ち続けることは難しいんだなあ。
とりとめのないことをぼんやりと考えているといきなり
電気がついた！！
びっくりした―
工事が終わったらしいです。
これで帰れるぞー。
