困った栄養士

仕事できない女子 ギャルたち

困った女子のタイプ。といっても、痩せているとかおしゃべりだとか言うのではなく、仕事の進め方のことです。

ウチにはきれいな管理栄養士が2名います。

一人はテキパキと仕事を進めるタイプで、わからないことがあればすぐに聞いて、きちんと理解して仕事をするので、だれからも信頼されています。

もうひとりは、期日前に慌てて仕事を仕上げるタイプで、期日を過ぎても書類が出てこないことが日常的です。よく理解できないことは書類を机の上に放りっぱなし。一言声をかければ済むものを1日延ばしにしています。

これは仕事に限らず、すべての行動がおかしい。

平たく言うと「どんくさい」わけです。

例えば、湯呑を出すのに食器棚の扉を開けたら、開けっ放しのまま。

やかんをIHヒーターにかけてスイッチを入れたらそのまま忘れる。

急須にお湯を注いで湯呑に注ぐときに、急須の蓋を押さえないで落っことす。これ1回や2回でなく何十回もです。

仕事で毎日マスクを使いますが、使用済みのマスクは小さく折りたたんでゴム紐をくるくると巻いて、ゴミ箱に捨てるのがエチケットですが、この人はそのまんま捨てる。そのゴミは工場長が集めているんですけどね。

聞いたところ、トイレに入って洋式トイレの蓋を開けたら、開けたまんま一度も閉めないそうです。

でもこの人、大卒で教員免許だって持っているんです。

子供だって3人もいるんです。

こんな人とどう付き合えばいいのか、工場長にはわかりません。

男の子なら、ボロクソに叱りつけるのに、今どきはそんなことをしたらパワハラだと言われかねない。

困りました。

人間としてどうなんでしょう。

なので、周りの人は誰一人彼女を信頼していません。

それも分かっていないらしい。

能天気かと言えば、どちらかと言えば暗く声も小さい。

最低限、期日を守らない人は実務では使えません。

みんなからスルーされることになるでしょう。

それさえわからないだろうけど。

 

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