50代、60代となるうちに見なくなるのはアニメかもしれないです。
このごろ動画をよく見るんですが
とっかかりは「ドクターX」でした。
米倉涼子のちょっと色っぽいイメージ画像にひかれたのが正直なところです。
このあと、JIN-仁とか(綾瀬はるかちゃんのやつ)、昔のバックトゥーザフューチャーとか、陰陽師とか見たんだけど、なんだか次第に暗いものばかり選んでいくんですよね。
そこで、最初から引っかかっていた「恋は雨上がりのように」というアニメを見たんです。
17歳の女子高生がバイト先の45歳の独身子持ち店長に恋をするという設定なんだけど、見ているうちに、将来が全部明るかった若いころの感覚が少しづつ蘇ってくるんです。
こんなだったなー。
雨が降ったって、悩みも一杯あったけれど、楽しかったころ。
なんて。
60過ぎると、この先10年か20年しかないことを考えたり、暗くはないけれど明るくもない現実ばかり見ている毎日です。
それが、10代、20代の頃ってあんなだったなーと蘇るんです。そればかりでなく、気持ちがすごく明るく軽くなるんです。
ローファーで土を踏む感触とか、自分の何気ない一言が相手の心に響くとか、そんな感覚はいつの間にか忘れていました。
そんな感触をよみがえらせてくれる貴重なアニメでした。
気の持ちようなんですよね。
毎日が重いと感じている方には、たまにはこんな希望に満ちた感情を味わえるアニメなんていいかもしれません。