昨年の11月末ごろに、車のタイヤをスタッドレスに自分で交換した翌日から、右肘の痛みにずっと悩まされていました。
いろいろネットで調べた結果、どうやらテニス肘らしいと分かりました。右ひじの関節の外側の、関節からすぐ下あたりが痛むのです。
骨や関節は痛くないので異常なさそうです。物を持ったりした時だけ、肘の外側の筋肉がひどく痛むのです。
私はテニスをしませんが、職場でほぼ1日パソコンを使っていたので、マウスは1日中使っていました。
最初はマウスのクリックができないほどの傷みでした。テニス肘のことをマウス肘とも言うそうで納得しました。
2年前にも、職場で屋根に上ろうと壁のはしごを何回か上り下りした翌日から、肘の痛みに悩まされたことがありました。
その時は春ごろには治りましたが今回は治りません。ロキソニンを貼ると痛みが和らぎますが、貼るのをやめるとまた痛み出します。
痛むきっかけになった出来事は、あくまでもきっかけに過ぎないそうで、タイヤ交換や梯子を上ったことが直接の原因ではありません。
ネットを検索しているうちに、すごく合点が行く記事を見つけたのでご紹介します。
その道の第一人者である医師が、「モヤモヤ血管」という病的血管ができていて、血管と神経は対でできるそうで、病的血管の周りにできた神経が痛みを発しているという記事でした。
その医師は奥野祐次氏で、もともとはガンの研究をしている研究者が、正常ではない病的血管ができることを研究結果で残していたらしいですが、その血管の周りに神経が一緒にできて、それが痛みを発していることを突き止めたのが奥野氏だそうです。
奥野氏のクリニックでは、病的血管(モヤモヤ血管)を注射やカテーテル治療で治しているそうです。でも都会に数カ所しかそのクリニックはありませんでした。
たまたまAmazonで探していた時に見つけたのが次の本です。
押すだけでよくなるのならありがたいと、早速購入しました。
肘の痛いところを指先で押していくと、非常に痛いポイントを見つけることができます。そこを指で強く15秒ほど押し続けると、モヤモヤ血管が減っていくそうです。
本当に傷みが軽減されるのが分かりました。傷みがなくなるまで続けてみようと思います。
ネットの知識では、痛い部位の腱が損傷しているから、できるだけ痛くなるようなことをしないで安静にして、湿布をするようなことが書かれていましたが、4カ月以上治らないのはきっとそれが根本原因ではないからだろうと思っていました。
ちなみに医者に行かなかったのも、骨に異常がなければ湿布薬かステロイド系のクリームぐらいしか処方されないだろうと予想していたからです。
多くの整形外科医は、手術が必要な症状を的確に見分けて手術による治療をすることを目的にしているそうです。
いわゆる「痛み」を根本的に治すことは、多くの整形外科医が行っていないこともこの本で知りました。それよりも、傷みの正体が分かったことが大きな収穫でした。
もちろんですが、素人判断ではなくて、医師による診察を受けることが一番重要です。
関節が痛いときは診察を受けましょう。その結果、骨には異常がなくて手術の必要もなくて湿布などを処方され、それでも何カ月たっても治らないときにこの本を見てみると良いと思います。
こちらに一応リンクを貼っておきます。興味のある方はご覧ください。
長引く痛みを治したいなら「モヤモヤ血管」を押しなさい (わかさカラダネBooks) 新品価格 |
肘だけでなく、首、膝、腰、肩などの関節の痛みにも、モヤモヤ血管が原因の場合には有効だそうです。