令和2年分の確定申告が始まっています。今年も新型コロナの影響で、確定申告・納税の期限は2021年4月15日(木)までとなっています。
電子申請(e-Tax)が盛んにPRされていますが、昭和の人間には時間をかけて申請書を作るのが性に合っています。ただし、紙に手書きではなく、国税庁のサイトからWeb上で申告書を作成して郵送します。
昨年のデータを読み込むことで住所氏名等の入力が省略できます。
昨年のデータは「r1syotoku.data」という形式で、ご自身で残してあればそれを読み込むことで「過去の申告書データを利用して作成」が使えます。
作成中のデータはダウンロードして保存しておくことができます。「r2syotoku.data」という名前で保存されますので、適当なフォルダに「令和2年確定申告データ」とでも名前をつけて保存しておくと、来年も使えます。
なお、段階ごとにデータのダウンロードができますので、そのつど「r2syotoku-01.data」とか「r2syotoku-02.data」とかにしておくと良いと思います。
それは、昨年はダウンロードしたデータがなぜだか壊れていて、また最初から入力し直す事になったからです。おそらくですが上書き保存のときに壊れたのではないかと思います。
なのでデータを段階ごとに名前を変えておいた方が使えるデータが残っているはずですから。
今年の申告書の作成にあたって準備しておくものは次のとおりです。
1.自分の源泉徴収票(職場、年金)
2.妻が扶養家族になっている場合は妻の源泉徴収票
3.自分が支払った健康保険料と介護保険料の控除証明書
4.自分が支払った生命保険、地震保険等の控除証明書
このほか、年間に10万円を超える医療費を支払った場合は、支払いの一覧表を作成します。
※ インプラントなどの健康保険対象外の自費で支払った医療費は、確定申告では医療費控除の対象になりますので申告漏れのないようにしましょう。(自治体の高額医療費制度の対象にはなりません。)
私は、入力を終えて、今は医療費の合計が10万円を超えるかどうか精査していることろです。
今のところ、所得税の納税ではなく還付になりそうです。健康保険料と介護保険料の支払いが大きいためでしょうか。両方で年間37万円にもなりますから。
定年後は、固定資産税に加えて今まで給料天引きだった、健康保険料、介護保険料、住民税がすべて自払になるので、非常に大きなお金が毎年出ていきます。
貯蓄や年金以外の何らかの収入は必須ですね。