65歳が過ぎて年金の受け取りを開始しています。
高齢者の年金がいくら貰えるか、そっとお教えしましょう。
実は、国民年金は20歳から23歳までの学生だった3年間が未払いになっています。
親が20歳を過ぎたら自分で掛けるようにと言ったような気がするのですが、国民年金が義務だとは就職するまで知りませんでしたから。
なので、23歳から60歳までの37年間しか掛けてきませんでした。
満額で792,600円のところ、年額で717,840円しか受給されません。
ところが、60歳から65歳まで再雇用で厚生年金を掛けて働いた結果、今現在の国民年金は厚生年金分を加算して年額888,000円の受給となっています。月額で74,000円です。
これはかなりのプラスです。
最低でも65歳までは厚生年金に加入して働きましょう。
できれば厚生年金に加入できる69歳までは働いたほうが断然得です。
さて、厚生年金の方ですが、これは給与によって違ってくるので私の場合は、基本部分と加給年金などをあわせて年額約200万円です。
国民年金分を加えると年額で約288万円です。
月額にして24万円ほど。
平均よりは少し多いかもしれません。年収が少し多かったですから。
ところが税金をここから払うと税金の多さに驚愕することになります。
国民健康保険 2人分で年額28万8千円、介護保険年額9万2千円、住民税年額6万2千円、固定資産税年額6万7千円、自動車税年額2万9,500円、これが合計で約51万2千円です。
年金の約2割が税金で消えます。
年金額から差し引くと、残りは約236万円です。月額で約19万7千円。
これで生活をしていかなければなりません。
現役時代の半分以下です。車は1台しか維持できません。
もちろんここから水道光熱費、スマホなどの通信費、生命保険料、ガソリン代、自動車保険料、食費などが引かれます。かなり節約しても毎月数万円の赤字が出ます。
赤字を何らかの方法で補填しなければなりません。
このように年金生活は決して楽ではありません。
定年前の蓄えは必要です。
10年後、20年後の年金生活はどうなっているでしょう。
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